台湾南部の名門校・高雄市立高雄高級中学は1日、創立90周年の記念式典を行った。記念式典には日本統治時代に同校を卒業した日本人卒業生が40人ほど駆けつけ、日本語の校歌を熱唱した。
高雄高級中学の日本校友会会長をつとめた河野昭氏(85)は、毎年の創立記念式典に20回以上参加してきたという愛校心の強さが自慢で、100周年記念式典にもぜひ出席したいと意気揚々だった。
高雄高級中学の前身である「高雄州立高雄中学校」は、日本が台湾を統治していた1922年4月1日に創立され今日に至っている。